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【データで語るNBA】チームへの貢献度をポジション別で見てみる

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  • NBAのスタッツを総合し、EFFという数値が出ています。この数値はチームへの貢献度を表す指標として用いられますが、ポジション別にチームへの貢献度が高い選手は誰なのか?見てみましょう。

    EFFとは

    EFF=Efficiency(効率)

    EFF=(平均得点+平均リバウンド+平均アシスト+平均スティール+平均ブロック)-((シュート試投数-シュート成功数)+(フリースロー試投数-フリースロー成功数)+平均ターンオーバー数)

    プレイヤーA

    (18PT+5REB+3AST+1STL+2BLK)-((28試投-8成功)+(2試投-1成功)+4TO)=4EFF

    プレイヤーB

    (10PT+3REB+2AST+0STL+1BLK)-((10試投-4成功)+(2試投-2成功)+1TO)=9EFF

    極端なサンプルで示しましたが、EFFの数値上では「プレイヤーAよりプレイヤーBのほうが効率がよく、チームに貢献した」と判断されます。主要スタッツではプレイヤーAのほうが軒並み上でも、得点効率はプレイヤーBのほうが良い(FG%とTOの数)とみなされます。

    それでは、各ポジション別のEFFトップ5を見てみましょう!(2017年1月30日現在の数値)

    ポイントガード部門

    1位 ジェームス・ハーデン 32.7
    2位 ラッセル・ウエストブルック 32.3
    3位 アイザイア・トーマス 25.5
    4位 クリス・ポール 25.4
    5位 ジョン・ウォール 25.2

     

    ハーデンとウエストブルックは、もう別次元ですね。ボールを触れる機会が多いポイントガードでこの成績ですから。16-17シーズンのMVPはどちらかになるのではないでしょうか。シーズントリプルダブルを達成したらウエストブルックがMVP、達成できなかったらチーム成績的にハーデンがMVPと予想します。この中で、ベテランのクリス・ポールがランクインしているのがうれしいですね。まだまだ、衰えないベテランに頑張ってほしいものです。

    シューティングガード部門

    1位 ヤニス・アンテトクンポ 29.2
    2位 デマー・デローザン 23.5
    3位 CJ・マッカラム 20.4
    4位 ニコラ・バテューム 19
    5位 エイブリー・ブラッドリー 18.4

     

    アンテトクンポがシューティングガードにいるのがめちゃくちゃ違和感ですが、チーム事情的にこちらで選出。デローザンも順当ですね。ここでトレイルブレイザーズのCJ・マッカラムがランクインしていますが、彼は過小評価されているプレイヤーの一人ですね。また、ホーネッツのバテュームも同じく、オールスターに選出されてはいないけれど、チームへの貢献度は高いです。

    スモールフォワード部門

    1位 ケビン・デュラント 31.3
    2位 レブロン・ジェームス 29
    3位 ジミー・バトラー 25.4
    4位 カワイ・レナード 25.4
    5位 ポール・ジョージ 21.5

     

    デュラントの影響力はウォーリアーズに行っても変わらず高いです。スーパースター軍団の中にいて埋もれてしまうかと思いきや、チームトップのEFFをたたき出しています。レブロンは当然ながらランクインしていますが、新世代のエース「ジミー・バトラー」と「カワイ・レナード」がランクイン!数年後には順位が入れ替わっていても不思議ではありません。

    パワーフォワード部門

    1位 ケビン・ラブ 22.5
    2位 ドレイモンド・グリーン 21.6
    3位 ポール・ミルサップ 20.9
    4位 ラマーカス・オルドリッジ 19.4
    5位 ジャバリ・パーカ 19.3

     

    これは意外。キャバリアーズのケビン・ラブが1位です。Big3の中で目立ちはしないですが、しっかりと仕事をしている証拠ですね。グリーン、ミルサップ、オルドリッジは順当かと思いますが、バックスのジャバリ・パーカーが5位にランクインしました。彼も数年後にはこのランクのトップにいてもおかしくありません。バックスは本当に有望な若手がいっぱいいますね。

    センター部門

    1位 アンソニー・デイビス 31.5
    2位 デマーカス・カズンズ 29.2
    3位 カール・アンソニー・タウンズ 27.6
    4位 ハッサン・ホワイトサイド 23.8
    5位 デアンドレ・ジョーダン 23.4

     

    不調のチームの中で獅子奮迅の活躍を見せるペリカンズのアンソニー・デイビスが見事1位!またオールスターに選出されたカズンズや、デアンドレなどは順当な選出ですが、ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズが3位です。彼はすでに完成されている感がありますが、アンソニー・デイビス並に活躍できるポテンシャルを秘めているということですね。

    総合

    1位 ジェームス・ハーデン 32.7
    2位 ラッセル・ウエストブルック 32.3
    3位 アンソニー・デイビス 31.5
    4位 ケビン・デュラント 31.3
    5位 ヤニス・アンテトクンポ 29.2
    6位 デマーカス・カズンズ 29.2
    7位 レブロン・ジェームス 29
    8位 カール・アンソニー・タウンズ 27.6
    9位 アイザイア・トーマス 25.5
    10位 ジミー・バトラー 25.4

     

    上位5人はすべてウェスタンカンファレンス所属のプレイヤーでした。今年のウェスタンはプレイヤー個人のスタッツインフレが激しいですね。チームのエースにかかる負担が大きいことの証明でもあります。

    また、上位10人の中で、バックコート(ガード)からの選出は3名、フロントコート(フォワード、センター)からの選出は7名となりました。現代のNBAでは、フロントコートメンバーの充実が見て取れます。コービー、アイバーソン、キッドらが全盛期の頃は、ガード主体のチーム作りが目立っていましたが、近年のトレンドはフォワード主体のチーム作りとなっています。これもキング・レブロンの影響か?と思いますが、バックコート主体⇔フロントコート主体は交互に繰り返している気もします。

    果たして、今年のNBAチャンピオンは、エースが引っ張るウェスタンのチームが勝つのか、チームバスケで勝負するイースタンが勝つのか!?興味深いですね。

     

     

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