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【NBA】2017-2018シーズン戦力分析 キャバリアーズ編

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  • 戦力分析:クリーブランド・キャバリアーズ

    2016-2017シーズンは、NBAファイナルにて涙を飲んだキャバリアーズ。K・アービングがまさかのトレード騒動を巻き起こし、結果的にK・アービングはトレードで移籍となりました。このトレードが吉と出るのか?凶と出るのか?キャバリアーズの戦力を分析してみましょう。

    ロスター:スターター

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG I・トーマス 5.72 -3.89 1.83 $6,261,395
    SG JR・スミス -0.32 -0.98 -1.30 $13,760,000
    SF L・ジェームス 6.49 1.93 8.42 $33,285,709
    PF K・ラブ 2.77 2.26 5.03 $22,642,350
    C T・トンプソン -1.31 1.31 0.00 $16,400,000
    スターター 3.67 -0.17 3.50 $75,949,454

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    スターターはNBAでも最高のタレント揃いであり、I・トーマスの加入によりオフェンス力指標のORPMは3.67となり、あのウォーリアーズを抜いて1位に躍り出ました。I・トーマスのプレースタイルはK・アービングと似ていて、ペネトレイトを中心としたスタイルです。チームへのフィットも早いでしょう。I・トーマスはK・アービングに比べて、自身でフィニッシュまで持っていくことが多かったですが、それはセルティックスというチームのエースとしての役割でしょう。他にもオフェンシブなタレントが揃うキャバリアーズで、どういったシナジーが生れるか期待大です。

    キャバリアーズのチームオフェンスは、I・トーマスとL・ジェームスがトップオブザキー付近でボールを保持し、T・トンプソンのピックアンドロールでディフェンスのギャップを作るというのが基本戦術となりそうです。その中で重要になってくるのが、アウトサイドシュート。キャバリアーズのスターターはT・トンプソン以外は3P%が35%を超えており、2016-2017シーズンの3P試投数はリーグでスパーズに次ぐ2位です。2017-2018シーズンも大きく戦略は変わらないと思います。

    JR・スミスとK・ラブは3Pラインより外側に待ち構え、I・トーマスとL・ジェームスのキックアウトパスから3Pという役割を担います。インサイドにミスマッチなどが生れていれば、アウトサイドからインサイドへのパスも有効活用し、中外自在に得点を量産していくのではないでしょうか。

    そのチームオフェンスが成立する理由は、T・トンプソンのオフェンスリバウンド能力の高さにあります。T・トンプソンはリバウンド時のポジション取りが良く、リングではねたボールの先にはT・トンプソンが待ち構えているという状況を何度もみました。T・トンプソンのリバウンドから2ndチャンス、3rdチャンスとオフェンスを繰り返すことが可能なのです。

    キャバリアーズの課題としては、アウトサイドシュートの精度が落ちた時に、L・ジェームスの1on1に頼りきりになってしまう事です。以前の記事「【NBA】2016-2017シーズン終了!プレーオフ総括 プレイングタイム編」で紹介しましたが、NBAファイナルで後半の3P%が大幅に落ちている状態に陥りました。困ったときのレブロン頼みという状況にならず、他プレイヤーが局面の打開をすることができれば、王座奪還も現実味を帯びてくるでしょう。その役割を勝気なI・トーマスが担ってくれることを期待しています。

    NBA最高のオフェンス力を持っていながらディフェンスには課題が残ります。DRPMは―0.17となっており、その原因はI・トーマスのサイズ不足が原因です。誰とマッチアップしてもミスマッチが起こるため、2017-2018シーズンはJR・スミスのディフェンスへの取り組みが大きく影響しそうです。L・ジェームスがI・トーマスのディフェンスをカバーすることは可能ですが、そうなってしまったらL・ジェームスへの負担が増し、チーム全体のバランスを崩してしまうでしょう。JR・スミスのディフェンスは来期の注目要素です。

    スターターのRPMは3.50でリーグ全体の2位につけています。それではセカンドユニットはどうでしょうか?

    ロスター:セカンドユニット

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG D・ローズ 0.11 -2.36 -2.25 $1,471,382
    SG K・コーバー -0.15 -2.61 -2.76 $7,000,000
    SF R・ジェファーソン -1.16 -0.48 -1.64 $2,500,000
    PF J・クラウダ― -2.2 1.69 3.89 $7,420,912
    C C・フライ 1.62 -0.58 1.04 $7,420,912
    2ndユニット 0.52 -0.89 -0.34 $61,781,533

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    スターターがオフェンス偏重のラインナップとなっているのと同じように、セカンドユニットもオフェンス偏重型のラインナップです。セカンドユニットのORPMはリーグ全体の1位と最高のセカンドユニットとなりました。その中でも、D・ローズとJ・クラウダ―の加入は、ロスターに厚みを持たせることに成功しました。

    2016-2017のセカンドユニットラインナップでは、オフェンスをクリエイトできる選手がおらず、結果的にL・ジェームスのプレイングタイムが全選手中No.1となるほどレブロン頼みになってしまいました。そこで、D・ローズです。K・アービングの流出に備えて獲得したプレイヤーですが、I・トーマスが加入したことにより大きな意味を持つようになりました。怪我などで全盛期の輝きは失ったものの、短時間であればオフェンスの中心としてボールをプッシュできるプレイヤーです。彼のスピードを活かしたペネトレイトは、キャバリアーズのセカンドユニットにとって最高の恩恵をもたらします。

    なぜならば、セカンドユニットのメンバーもアウトサイドシュートを主戦場とするプレイヤーばかりだからです。C・フライのサイズを活かしたピックアンドポップ、K・コーバーのスクリーンを活用したキャッチアンドシュート、J・クラウダーへのキックアウトと、D・ローズを起点としたオフェンスは多彩になりそうです。さらにR・ジェファーソンのハイポストからの展開もあり、L・ジェームスのプレイングタイムは2016-2017シーズンよりも減ると予想します。

    しかし、ディフェンスはいただけません。DRPMは全体27位と、他チームより劣っています。ただ、ここでK・アービングのトレードが効いてきます。トレードで獲得したJ・クラウダーにセカンドユニットのディフェンスを頑張ってもらいましょう。平面のディフェンスもインサイドのパワープレイへの対応も可能なJ・クラウダーが相手セカンドユニットのファーストオプションを潰すことができれば、ディフェンス力は大きく向上すると思います。

    では、その他のロスターも見てみましょう。

    ロスター:その他

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG J・カルデロン -2.40 -0.36 -2.76 $1,471,382
    PG K・フェルダー -3.39 -0.85 -4.24 $1,312,611
    SG I・シャンパート -0.98 -0.16 -1.14 $10,337,079
    SF J・グリーン -2.03 -1.31 -3.34 $1,471,382
    SF C・オスマン $2,642,857

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    チーム全体

    ORPM DRPM RPM Salary
    0.51 -0.46 0.06 $137,730,987

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    ここにまだI・シャンパートが控えているという事が、キャバリアーズの層の厚さを物語っています。正直、K・コーバーとI・シャンパートはどちらがセカンドユニットでも問題ありませんが、K・コーバーが限定的なプレイヤー(アウトサイドシュート偏重)なため、I・シャンパートをジョーカー的に配置したほうが戦術の幅が広がると思いこうしました。

    また、I・トーマスとD・ローズはスラッシャータイプのPGに対し、J・カルデロンは正統派なPGです。荒れたゲームを落ち着かせるためにはベテランの力が必要な時もあるでしょう。J・グリーンだって他チームなら迷わずセカンドユニットのメンバーとして構成します。

    スタープレイヤーを集めたチームには、控えの層が薄くなるという常識を打ち破ったキャバリアーズ。2017-2018シーズンでの王座奪還は視界良好です。

     

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    【NBA】2017-2018シーズン戦力分析

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