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【NBA】2017-2018シーズン戦力分析 ラプターズ編

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  • 戦力分析:トロント・ラプターズ

    ドウェイン・ケイシー体制になり徐々に地力を付け、遂にはイースタンカンファレンスの強豪にまで成長したラプターズ。現在のチームの屋台骨を支えるのはK・ラウリーとD・デローザンのバックコートコンビです。プレーオフに進出するものの、今だファイナルの舞台までたどり着くことができていないのは、チームとしてマンネリ化が原因でしょうか。2017-2018シーズンのラプターズはマンネリ状態を打開することができるのか?

    ロスター:スターター

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG K・ラウリー 4.7 1.18 5.88 $28,703,704
    SG D・デローザン 2.21 -2.04 0.17 $27,739,975
    SF CJ・マイルズ 1.3 -0.95 0.35 $7,936,509
    PF S・イバカ -0.51 1.08 0.57 $20,061,729
    C J・バランチュナス -0.74 0.75 0.01 $15,460,675
    スターター 1.39 0.00 1.39 $99,902,592

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    やはり、2017-2018シーズンも、ラプターズはK・ラウリー&D・デローザンを中心に回りそうです。このコンビ、オフェンスでのインパクトはNBA屈指です。K・ラウリーは基本的にはゲームメイクに徹するタイプですが、突破口が見えないときは精度の高いアウトサイドシュートと屈強な体を活かしたペネトレイトで状況を打破できる選手です。D・デローザンは、アウトサイドに脅威はありませんが、ミドルジャンパーの精度が高く、ゴール近辺のムーブも多彩です。ミドルエリアを主戦場として、スクリーンを活用しジャンパーを決めてきます。

    S・イバカは近年アウトサイドシュートを多用するようになり、ラウリーやデローザンからのキックアウトパスを受ける役割も担っています。イバカがピックアンドポップを多用する代わりに、J・バランチュナスはピックアンドロールを多用します。インサイド、アウトサイド、ミドルとすべてのエリアから効率よく得点を取ることができ、またシンプルなオフェンスであるがゆえに大崩れすることが無いのが特徴です。

    ただ、2017オフにP・パターソンとPJ・タッカーがチームを去りました。特にP・パターソンはアウトサイドからのオフェンスの軸として機能していました。その代わりをCJ・マイルズが担うことができるのか?が2017-2018シーズンの成績を左右しそうです。

    D・ケイシーヘッドコーチはディフェンスを重視するコーチとして有名ですが、ラプターズのスターターはオフェンスを重視した構成となっています。ORPMは全体9位となっており十分に相手チームより優位に立てるでしょう。しかし、DRPMは全体20位と下位に沈んでいます。原因は、D・デローザンです。能力的にはエースストッパーになりえるものを持っていますが、ディフェンスへの意識が低く、特にスイッチやローテーションディフェンスが良くありません。D・デローザンのマークマンがフリーになっている状況が多く、改善が必要です。

    冒頭でマンネリ化を指摘しましたが、個人的にそのマンネリを解消するポイントはD・デローザンのディフェンスではないかと思っています。D・デローザンのチームディフェンスがチームメイトのカバーを必要とすることで、ギャップやミスマッチが生まれやすく負担が大きくなっています。その状況を如何にして打開するのか?D・ケイシーの手腕も重要な要素ですね。

    スターターのRPMは全体で15位となっています。ちょうどリーグの真ん中に位置しており、やはりディフェンスの改善によってイースタンカンファレンスの玉座を狙いに行ける戦力が整っています。それではセカンドユニットはどうでしょうか?

    ロスター:セカンドユニット

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG D・ライト -1.28 0.98 -0.3 $1,645,200
    SG N・パウエル -0.24 -1.01 -1.25 $1,472,382
    SF P・シアカム -3.93 0.49 -3.44 $1,312,611
    PF J・ポエートル -2.36 1.09 -1.27 $2,825,640
    C L・ノゲイラ -0.61 3.34 2.73 $2,947,305
    2ndユニット -1.68 0.98 -0.71 $10,202,138

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    セカンドユニットは、ビックマン人材が豊富です。J・ポエートルやL・ノゲイラは若手のビックマンとして有望株で、ディフェンスでの貢献は非常に大きいです。その他の選手もディフェンシブな選手がそろっており、DRPMは全体の2位となっています。ここにD・ケイシーの手腕が見て取れます。スターターはK・ラウリーやD・デローザンという得点能力の高い選手がいるので、ディフェンスの貢献よりもオフェンスでの貢献を重視しているのでしょう。その代わりに控えの選手はディフェンスを重視した構成とすることで、リードを保ったままスターターを休ませることができるという算段です。

    ただし、オフェンスはいただけません。ORPMは全体21位となっており、得点能力は低いと言わざるを得ません。その要因としては、D・ライトとN・パウエルの伸び悩みでしょう。本来、N・パウエルは得点能力の高い選手で、D・デローザンの代役として活躍した時期もあります。しかし、得点を取りに行くムーブの種類が多くないため、一人では手詰まりになってしまう事が多いです。運動能力は高い選手なので、D・デローザンのようにミドルでのフェイダウェイなどを習得すれば6thマンとして活躍できると思います。D・ライトについても同じく、PGとしてはサイズのある選手ですので、ポテンシャルは高いです。出場時間が増えそうな2017-2018シーズンは、目を見張るような活躍をするかもしれません。

    というか、彼らも含めセカンドユニットメンバーのステップアップは最大の課題です。経験値の低い選手が多いですので、まだまだ伸びしろがあります。セカンドユニットのRPMは全体10位ですので、可能性を大いに感じます。スターターのメンバーは十分にトップを狙えるラインナップです。キャバリアーズに打ち勝つためには、セカンドユニットの選手たちのステップアップが必須です。

    最後にその他のロスターも見てみましょう。

    ロスター:その他

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG F・ヴァンブリード -2.36 1.09 -1.27 $2,825,640
    SF B・カボクロ -1.76 0.11 -1.65 $2,451,225
    SF OG・アヌノビー $1,645,200
    C K・ミークス $815,615

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    チーム全体

    ORPM DRPM RPM Salary
    -0.47 0.49 0.02 $116,329,381

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    その他の選手も若手が多く、これからの成長に期待をかけている選手ばかりです。ラプターズの懸念は主力の長期離脱です。もちろんどのチームも主力が離脱すれば良くないですが、ラプターズは選手層に不安があります。キャバリアーズが主力の離脱を吸収できるだけの選手層を誇っているのに対し、ラプターズは離脱が大きく成績に影響しそうです。

    つまりは、セカンドユニットの選手たちがどれだけプレイタイムを伸ばせるか?が重要です。スターターをコートに出し続けなければならない状況が続くようだと、プレイオフで勝ち残るのは難しいでしょう。

    ラプターズについては、プレイオフ進出は問題ないと思います。上位進出も可能性は高いでしょう。2017-2018シーズンはスタープレイヤーがウェスタンカンファレンスに集まりました。イーストの他チームもそれほど選手層が厚くないため、十分に上位を狙えるチームです。あとは、ディフェンスの向上ですね。D・デローザンのディフェンスが向上すれば、イースト制覇も夢ではないと思います。

     

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    【NBA】2017-2018シーズン戦力分析

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