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【NBA】2017-2018シーズン戦力分析 ジャズ編

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  • 戦力分析:ユタ・ジャズ

    2017年オフにチームの中心でありエースであったG・ヘイワードが、FAによりセルティックスへ移籍しました。名実ともにR・ゴベールがフランチャイズプレイヤーとなり、新たなスタートとなる2017-2018シーズン。その実力や如何に!?

    ロスター:スターター

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG R・ルビオ 1.73 0.76 2.49 $14,275,000
    SG R・フッド -0.26 -0.51 -0.77 $2,386,864
    SF J・イングルス 2.29 0.26 2.55 $14,136,364
    PF D・フェイヴァース -2.76 2.06 -0.70 $12,000,000
    C R・ゴベール 0.35 6.02 6.37 $21,924,719
    スターター 0.27 1.72 1.99 $64,722,947

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    G・ヘイワードの移籍に伴い、オフェンスシステムの再構築が必要なジャズです。チームもR・ゴベールをエースに据えてチームを作ると宣言していますし、オフェンスはR・ゴベールを中心に回っていくでしょう。ただ、R・ゴベールはインサイドでは大変な脅威となりますが、自らオフェンスをクリエイトできる選手ではありません。となると、重要な役割を担うのが、PGのR・ルビオです。

    往年のジャズファンの記憶に刻まれ続けている、ストックトン&マローンのピックアンドロール。近年ではD・ウィリアムズ&C・ブーザーのコンビでストックトン&マローンの再来か?と言われていましたが、ルビオ&ゴベールはそれ以上のコンビとなれる可能性が大いにあります。個人的には、R・ルビオのパスセンスとコートビジョンはNBA界でもC・ポールに次ぐのではという見解ですし、R・ゴベールのサイズと運動能力はNBAのNo.1センターと言っても過言ではないと思います。ゴール近辺でのフィニッシュ力も高いR・ゴベールと、R・ルビオのパスワークがはまれば、アンストッパブルなコンビとして君臨するのではないでしょうか?

    ただ、課題は大いにあります。特にアウトサイドのシュートは、R・ルビオもR・ゴベールも苦手としています。そのアウトサイドを補完するプレイヤーとして、J・イングルスには期待しましょう。リーグの平均以上の3P%を記録している2016-2017シーズンですが、G・ヘイワードの移籍に伴い、さらなるオフェンスでの貢献を期待される選手です。スピードや身体能力で得点をするタイプではなく、シューター寄りのスタイルであるJ・イングルス。彼が、平均15pt程度の活躍をすることができれば、ジャズのオフェンスは非常に良く回るでしょう。来季のジャズのオフェンスはこの3人が担っています。

    ORPMは全体の17位と平凡な数値ですが、驚くべきはDRPMです。リーグ全体でも2位となっており、あのウォーリアーズに肉薄しています。その要因となっているのは、インサイドの強固なディフェンスです。R・ゴベールは言わずもがなのリムプロテクターですし、D・フェイバーズも高い身体能力と屈強な体でインサイドを死守します。ジャズを相手にするチームは、出来る限りアウトサイドから崩しにかかるようになると思います。

    しかし、アウトサイドのディフェンスはそれほど強固ではありません。スピードのあるバックコートがいる場合は、R・ルビオもJ・イングルスもR・フッドも対処できないでしょう。だからこそ、戦略的なトレードオフでディフェンスシステムを構築すべきだと思います。アウトサイドはフェイクにかかってもいいからシュートブロックに飛ぶ。仮にインサイドに侵入されてもR・ゴベールとD・フェイバーズにケアしてもらう。残りの3人はウィークサイドをケアしてキックアウトパスを狙う。所謂、トラップデイフェンスです。

    正直、オフェンスで相手を圧倒することは不可能に近いと思っています。という事は、他チームよりも優位にあるインサイドのディフェンスで圧倒することが、ジャズが勝利できる条件だと考えます。RPMは全体8位と上位にランクしているので、数値的に優位であるインサイドディフェンスを徹底することが重要でしょう。

    それではセカンドユニットも見てみましょう。

    ロスター:セカンドユニット

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG D・エクサム -2.14 -0.65 -2.79 $4,992,385
    SG A・バークス -2.47 -0.94 -3.41 $10,845,506
    SF T・セフォローシャ -1.93 2.27 0.34 $5,500,000
    PF J・ジョンソン 0.79 -1.56 -0.77 $10,505,000
    C J・イェレブコ -0.89 -0.14 -1.03 $4,000,000
    2ndユニット -1.33 -0.20 -1.53 $35,842,891

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    セカンドユニットのオフェンスの中心となるのは、J・ジョンソンでしょう。大ベテランですが、オフェンスに関しては1on1から自ら仕掛けて、チャンスを作ることができます。オフェンスのバリエーションはジャズの中でもNo.1です。J・ジョンソンはオフェンスでの貢献が計算できますが、そのほかのメンバーが弱いです。若手のD・エクサムの成長がカギとなりそう。アウトサイドの精度に大きな課題が残りますが、身体能力の高さは魅力です。D・エクサムがJ・ジョンソンのオフェンスをどこまでサポートできるかに、セカンドユニットの成否がかかっています。

    T・セフォローシャはアビリティをディフェンスに全振りしたような選手ですし、A・バークスは不良債権となりそうな状態です。J・イェレブコのインサイドディフェンスには期待が持てますが、オフェンスは優秀なパサーがいないと貢献できないでしょう。

    セカンドユニットのORPMは全体17位、DRPMは全体16位、RPMは全体17位と平平凡凡な状況です。それだけに、D・エクサムがJ・ジョンソンを抑えて6thマンを務められるような状況にならない限りは、上積みは期待できないでしょう。

    最後にその他のロスターも見てみましょう。

    ロスター:その他

    P Name ORPM DRPM RPM Salary
    PG R・ネト -1.43 0.92 -0.51 $1,471,382
    SG D・ミッチェル $2,621,280
    SG R・オニール $815,615
    PF J・ボロンボイ -1.95 1.03 -0.92 $1,312,611
    PF E・ウドゥ $3,200,000

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    チーム全体

    ORPM DRPM RPM Salary
    -0.72 0.79 0.07 $111,401,646

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    セカンドユニットは実績重視で選出しましたが、もしかしたら控えメンバーのほうが可能性があるような気がします。T・セフォローシャをSGに据え、SFをJ・ジョンソン、PFをJ・ボロンボイに変更すると、これまたディフェンシブなチームが出来上がります。これは、往年のジャズのチームスタイルである、「ハーフコートでピックアンドロール中心で攻め、強固なディフェンスでロースコアゲームに持ち込む」戦略を徹底したほうが、勝ちの目があると思います。

    アウトサイドシュートを多用しゲームスピードが速い現代NBAだからこそ、オールドスクールなハーフコートバスケットが映えると思います。さらに、アウトサイド中心のチームは、好不調の波に影響されやすいですが、インサイド中心のロースコアなスタイルは、ある程度計算できるはずです。そのハーフコートバスケットに必要なピースはそろっていると思います。

    ある意味で、ウォーリアーズと渡り合えるチームになるかもしれません。ウォーリアーズのアウトサイドの精度をそぐことができれば、ジャズに勝機があります。どのチームも、ウォーリアーズとの打ち合いでは勝てる気がしませんが、ロースコアなゲーム展開であればなんだか勝てるような気がします。そして、それを実現できる唯一のチームがジャズではないかと考えています。

     

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